「タイ・ビルマ国境地帯の風景」          文・写真: 泉 裕 本文へジャンプ
        

       タイ・ビルマ国境地帯の風景

               第6回 カレンの新年の祭り (カレン難民キャンプ内で)

    タイ領内のカレン難民キャンプの新年の祭りの写真です(2000年12月末撮影)このキャンプは 
    Um Pheim Mai Canp です。メソートから南80Kの地点で、ウンパンに行く中間点あたりで
    しょうか。元ホイクローキャンプと元モカキャンプが纏まり、政府が計画して作られたもので移動し
    てからちょうど1年と少しが経ちました。

   昨年(1999年)よりも人々の表情な生活ははるかに落ち着いて、とにかく子供の数が多くなったよ
   うな印象を受けました。食料や医療が以前よりも各家庭に行き届くようになり、海外のNGOにより、
   キャンプ内の教育水準もあがりましたが、それに伴いビルマ側から避難する家族、キャンプ生まれの
   子供も増えていく傾向です。難民帰還問題などますます遠くなっていく気もしますが、キャンプの子供
   の笑顔は何処へ行こうと変わらないで欲しいものです。祭りはカレン族の伝統と誇りのようなものを互
   いに確かめあうかのように盛大に一晩中行われます。

新年蔡の前日、舞台の上ではしゃぐ子供達。
カレン族アニミズムの儀式、今は単に見世物でしかないが・・。
カレンの伝統織物の作法も披露された。
防寒着の下は民族衣装。衣類は各方面から届けられる
カレンの竹踊り。祭りでの本番前の練習風景